前回は外部ツールとの連携を学びました。今日は自動化スクリプトが途中で止まらないように「エラーハンドリング」を実装する方法を解説します。
なぜエラーハンドリングが重要か
自動化スクリプトは、ネットワーク障害・API制限・データ形式の変化など予期しない問題で失敗します。エラーハンドリングがなければ途中で止まり、気づかないうちに投稿が滞ります。
堅牢なスクリプトは「失敗しても自分で回復するか、明確に報告する」設計になっています。
基本パターン:try-catch で失敗を捕まえる
まずClaudeに基本的なエラーハンドリングの追加を依頼します。
以下のWordPress投稿スクリプトにエラーハンドリングを追加してください。 対応すべきエラー: ・ネットワーク接続失敗(タイムアウト含む) ・APIレート制限(429エラー) ・認証失敗(401エラー) ・サーバーエラー(500系エラー) 各エラーで行うこと: ・エラーの種類とメッセージをログファイルに記録する ・429エラーは60秒待ってからリトライする(最大3回) ・それ以外は即座に失敗としてユーザーに通知する
リトライ処理の実装
一時的なエラーには自動リトライが効果的です。
以下の条件でリトライ機能を実装してください: ・リトライ回数:最大3回 ・待機時間:指数バックオフ(1回目5秒・2回目10秒・3回目20秒) ・リトライする条件:タイムアウト・500系エラー・接続失敗 ・リトライしない条件:400系エラー(入力が間違っているため) リトライの試行状況もログに記録すること。
ログファイルの設計
何が起きたかを後で確認できるよう、ログを残すことが重要です。
以下の形式でログを記録するロギング関数を作成してください: ログファイル:post-log.csv 列:datetime, day_num, title, status(success/error), error_message, retry_count, url また、ログを確認しやすくするために: ・今週の失敗一覧を表示するコマンド ・連続失敗が3件以上あったら警告を出す処理 も追加してください。
通知機能の追加
スクリプトが失敗したときに気づけるよう、通知を設定しましょう。
スクリプトが失敗したときにWindowsのトースト通知を表示する処理を追加してください。 通知内容: ・タイトル:「投稿失敗」 ・本文:エラーの概要(例:「Day34記事の投稿に失敗しました。APIタイムアウト」) また、1日に3件以上失敗した場合は追加の警告通知も出してください。
定期的な自己診断
問題が起きる前に予防する「自己診断」も自動化できます。
毎朝9時に実行する自己診断スクリプトを作成してください。 チェック項目: 1. WordPressへの接続テスト(テスト投稿を下書きで作成して即削除) 2. 直近7日間の投稿成功率を計算する 3. ログファイルのサイズを確認する(10MB超えたら古いログを圧縮) 4. 問題があれば診断レポートをpost-log.csvに記録する
まとめ
- try-catchでエラーを捕まえて種類に応じた対応をする
- 一時的なエラーには指数バックオフで自動リトライする
- ログをCSVに残すと後から問題の原因を追跡できる
- Windows通知で失敗に即座に気づける仕組みを作る
- 毎朝の自己診断で問題が起きる前に予防する
次回は「Claude Codeで収益化の第一歩:アフィリエイトリンクの管理を自動化する」をお届けします。

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