「AIを使いたいけど、どのモデルで何をすればいいかわからない」——前回、各モデルの特徴を学びました。今日はそれを実際の副業ワークフローに落とし込む「3ステップ実運用モデル」を完全解説します。
このワークフローをマスターすると、アイデアから成果物までの時間が劇的に短縮されます。
3ステップ実運用モデルの全体像
- Step1:Claude(Sonnet)で要件整理——何を作るか・誰のためか・ゴールは何かを明確にする
- Step2:Opus でタスク分解——プロジェクトを実行可能な小タスクに分解し、順序を決める
- Step3:Claude Code(Haiku/Sonnet)で自動化——定型処理を自動化して大量生産する
この流れは、プロのプロジェクトマネジメントをAIで再現したものです。
Step1:Claudeで要件整理
最初のステップは「何を作りたいか」を整理することです。頭の中にある曖昧なアイデアをClaudeとの対話で具体化します。
私はAI副業ブログを運営したいと考えています。 以下の情報をもとに、プロジェクトの要件を整理してください。 やりたいこと:Claudeを使った副業の体験記ブログを書く ゴール:3ヶ月で月3万円の収益化 使える時間:平日1時間・週末3時間 得意なこと:文章を書くこと、Excel 苦手なこと:デザイン、コーディング 整理してほしいこと: 1. 達成可能なゴール設定の見直し 2. 優先すべき施策 3. 避けるべき落とし穴
このやり取りで「何をすべきか」の輪郭が見えてきます。
Step2:Opusでタスク分解
要件が整理できたら、Opusに渡してタスクを細かく分解します。Opusの複雑な推論力が、実行可能な具体的ステップを生み出します。
以下のプロジェクト要件をもとに、3ヶ月の実行計画を作成してください。 【Step1で整理した要件をここに貼る】 タスク分解の条件: ・週単位のマイルストーンを設定する ・各タスクに「担当(人間/AI)」「所要時間の目安」を明記 ・依存関係(これが終わらないと次に進めないもの)を示す ・優先度:高・中・低で分類する ・形式:表形式
Opusが出した計画は「実行の地図」になります。この地図があると、毎日「今日何をすればいいか」で悩む時間がなくなります。
Step3:Claude Codeで自動化
計画ができたら、繰り返し発生する定型作業をClaude Codeで自動化します。
自動化できる定型作業の例:
- 記事タイトルのリストからWordPressに下書きを一括投稿
- Excelのデータを読み込んで分析レポートを自動生成
- 指定フォルダの画像をリネーム・整理する
- X投稿文をファイルから読み込んでスケジュール投稿する
以下のタスクを自動化するPowerShellスクリプトを作成してください。 タスク:指定フォルダ内のCSVファイルを読み込み、 各行のデータをWordPress APIを使って記事として投稿する CSVの列:title(記事タイトル)、content(本文)、category(カテゴリID) WordPress URL:https://example.com 認証:Basic認証(ユーザー名・アプリパスワード)
このようなスクリプトを一度作れば、次回以降は数分で大量の記事を投稿できます。
実例:LINEスタンプ制作への応用
このワークフローをLINEスタンプ副業に当てはめると:
- Sonnetで要件整理:ターゲット(OL向け)・テーマ(仕事の愚痴)・キャラクター案(ゆるいネコ)を固める
- Opusでタスク分解:「キャラデザ→40枚の表情一覧→キャプション→申請→審査対応」の工程と担当を整理
- Claude Code(Haiku)で自動化:40枚分のキャプション候補をCSVで一括生成するスクリプトを作成
人間が担うのは「方向性の決定」と「最終確認」だけになり、制作時間が大幅に短縮できます。
まとめ
- 「要件整理(Sonnet)→タスク分解(Opus)→自動化(Claude Code)」が実運用の黄金パターン
- Step1で曖昧なアイデアを具体化し、Step2で実行地図を作り、Step3で人間の手を減らす
- このワークフローはブログ・スタンプ・アプリ開発どの副業にも応用できる
次回からいよいよ「Claude Code入門」編が始まります。「Claude Codeとは何か?従来のAIとの違いをわかりやすく解説」をお届けします。

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