「Claudeに頼んだら長すぎる回答が返ってきた」「なんとなくふわっとした内容になってしまう」――こういった悩みの多くは、プロンプトに具体的な数字と条件が入っていないことが原因です。
今日は、数字と条件を使って回答精度を劇的に上げるテクニックを解説します。
なぜ数字が大事なのか
人間同士の会話でも「ちょっと待って」は1分か10分かわかりません。AIも同じです。「短くまとめて」と言われても、AIにとっての「短い」は100字かもしれないし500字かもしれません。
数字を入れることで、AIの解釈のブレをなくし、期待通りの出力が得られます。
数字で指定できる5つのポイント
1. 文字数・語数
300字以内でまとめてください。
ツイート用に140文字以内で書いてください。
見出しを含めて1,500〜2,000字の記事を書いてください。
2. 個数・件数
アイデアを10個出してください。
メリットとデメリットをそれぞれ3つずつ挙げてください。
3. 時間・期間
初心者が1週間で習得できる内容に絞って説明してください。
30分でできる副業アイデアを教えてください。
4. 難易度・レベル
プログラミング経験ゼロの人向けに説明してください。
中学生でもわかる言葉を使ってください。
5. 順位・優先度
重要度の高い順に並べてください。
初心者が最初にやるべきものを1位として順番をつけてください。
条件を組み合わせて精度を上げる
NG条件を指定する
専門用語は使わないでください。
英語の単語はカタカナに直してください。
箇条書きは使わず、文章で書いてください。
必須条件を指定する
必ず具体的な数字や事例を含めてください。
各項目に「なぜそうなのか」の理由を1文加えてください。
最後に3行以内のまとめを入れてください。
実践:副業ブログ記事の依頼例
あなたはAI副業専門のブログライターです。 以下の条件で記事を書いてください。 ・タイトル:「Claudeで副業を始める5つのステップ」 ・文字数:1,500字(±200字) ・見出し:5つ(H2タグ) ・読者:AIを使ったことがない30代会社員 ・文体:です・ます調 ・禁止事項:専門用語・英語の略語はカタカナ表記 ・必須:各ステップに所要時間の目安を入れること
これだけ条件を揃えると、修正の手間が大幅に減ります。
数字指定の落とし穴
- 矛盾する条件を入れない:「100字以内で10個のアイデアを」など、物理的に無理な要求はNG
- 数字に縛られすぎない:創造性が求められる作業では、ある程度の自由度を与えたほうが良い回答が出ることも
- まず試してから調整する:最初から完璧な数字を狙わず、出力を見てから調整する流れが効率的
まとめ
- 文字数・個数・難易度など、曖昧な表現を数字に置き換える
- NGと必須の条件を明示することで回答のブレが減る
- 数字と条件を組み合わせたプロンプトは、そのままテンプレートとして再利用できる
次回は「Few-shotプロンプト:例を見せてAIの出力を思い通りにコントロールする」をお届けします。

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